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今日のテーマ動向

円高進行下でAI・半導体が逆行高|8月3日のテーマ動向

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3日の東京市場では、KT Market Basket Indexの総合指数が前日比0.90%下落した。11あるテーマのうち上昇したのは3テーマにとどまり、下落が優勢な一日となった。そうした中、AI・半導体・データセンターは前日比2.03%高となり、テーマ別騰落率で首位に立った。

このページの目次

総合指数・テーマ別騰落率ランキング

順位テーマ指数値前日比
1AI・半導体・データセンター17,228.75+2.03%
2内需消費・賃上げ9,953.00+0.49%
3防衛・国土強靭化・安全保障11,410.97+0.03%
4ディフェンシブ・通信・公益インフラ10,650.00-0.88%
5ヘルスケア10,431.86-0.97%
6金利・金融14,041.61-0.99%
7エンタメ・ゲーム・IP10,562.20-1.03%
8インバウンド・旅行・レジャー10,910.84-1.41%
9資源市況・商社11,561.43-1.98%
10建設・インフラ・不動産9,487.95-2.44%
11円安外需・グローバル製造業11,155.46-2.69%

円高進行後、下落が8テーマに広がる

片山さつき財務相は3日午前、7月31日に日米が協調して円買い介入を実施したと表明した。ロイターの報道によると、この発表後の外国為替市場では一時1ドル=155円台まで円高が進んだ。

この日のKT Market Basket Index総合指数は前日比0.90%安となり、11テーマ中8テーマが下落した。テーマ別では円安外需・グローバル製造業が2.69%安、建設・インフラ・不動産が2.44%安となり、下落率の上位を占めた。急速な円高進行が輸出関連や建設関連の投資家心理に影響した可能性はあるものの、指数データからテーマごとの下落要因を断定することはできない。

AI・半導体・データセンターが全体安に逆行

全体が軟調に推移する中、AI・半導体・データセンターは前日比2.03%高となり、11テーマの中で唯一大きな上昇を示した。代表構成銘柄には東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコなどが並ぶが、指数データには個別銘柄の当日騰落率が含まれておらず、上昇の背景を個別銘柄の動きから説明することはできない。

上昇率でこれに続いたのは内需消費・賃上げ(0.49%高)と防衛・国土強靭化・安全保障(0.03%高)だったが、いずれもAI・半導体・データセンターの上昇率を大きく下回った。明確な共通材料は確認されておらず、この日の上昇はAI・半導体テーマに偏っていたことがうかがえる。

内需消費には円高メリットを意識する動き

上昇率2位となったのは内需消費・賃上げで、前日比0.49%高だった。代表構成銘柄にはイオン、コスモス薬品、ニトリHDなどが含まれる。

株探の報道では、急速な円高進行を受けて輸入コストの低下が内需企業の業績にプラスに働くとの見方から、ニトリHDなど内需関連株に買いが入ったとされている。この見方はテーマ全体の上昇を説明しうる背景の一つとして紹介できるが、指数上昇の唯一の要因と断定できるものではない。

上昇はAI中心で、全面的なテーマ回復には至らず

この日は総合指数が0.90%下落し、11テーマ中8テーマが下落と、上昇が市場全体に広がった日ではなかった。テーマ別では、AI・半導体・データセンターの2.03%高が突出し、内需消費・賃上げの0.49%高がこれに続いた。

一方、円安外需・グローバル製造業は2.69%安、建設・インフラ・不動産は2.44%安となり、下落率の上位を占めた。円高進行という共通の市場環境の下でも、テーマごとに方向性が分かれたことが、この日の特徴として挙げられる。

なお、4日には円安外需・グローバル製造業に含まれるトヨタ自動車の2026年4〜6月期決算発表が予定されている。

参考情報

ロイター / 日米で31日に円買い介入、両国財務相がそれぞれ声明 さらなる協調も躊躇せず

株探 / 日経平均は大幅反落、幅広い銘柄が軟調推移/ランチタイムコメント

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