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今日のテーマ動向

半導体安の一方、娯楽・内需に上昇が広がる|7月29日のテーマ動向

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29日の東京市場では、KT Market Basket Indexの総合指数が前日比0.80%上昇した。一方でテーマ別の値動きは大きく分かれ、AI・半導体・データセンターが11テーマ中最大の下落となる中、エンタメ・ゲーム・IPをはじめ内需消費・賃上げ、円安外需・グローバル製造業など複数のテーマで3%前後の上昇がみられた。

このページの目次

総合指数・テーマ別騰落率ランキング

順位テーマ指数値前日比
1エンタメ・ゲーム・IP11,172.20+5.54%
2内需消費・賃上げ10,394.87+3.49%
3円安外需・グローバル製造業11,355.93+3.03%
4ヘルスケア11,018.87+2.72%
5ディフェンシブ・通信・公益インフラ11,172.12+2.42%
6インバウンド・旅行・レジャー11,388.32+2.40%
7資源市況・商社11,593.67+0.57%
8金利・金融14,459.88-0.04%
9建設・インフラ・不動産10,003.46-0.44%
10防衛・国土強靭化・安全保障10,821.93-3.18%
11AI・半導体・データセンター15,149.40-7.72%

半導体安でも総合指数は上昇、テーマ別では明暗

総合指数は11782.82となり、前日比0.799837%の上昇で終えた。ただし内訳を見ると、テーマごとの値動きには明暗が分かれている。

AI・半導体・データセンターは日次騰落率マイナス7.720750%と、11テーマ中最下位に沈んだ。東証プライム市場全体では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回ったと報じられており、半導体関連株への売りが市場全体に一様に広がったわけではない。構成銘柄の一つであるSCREEN HDについては、前日28日に発表した第1四半期決算で大幅減益となったことが29日に市場で注目されたと伝えられており、こうした個別材料もテーマ全体の重しとなった可能性がある。もっとも、指数データ上は11テーマ中7テーマが上昇しており、下落は特定テーマに集中した形といえる。

エンタメ・ゲーム・IPが上昇率首位、カプコンの決算も材料に

テーマ別上昇率で首位となったのはエンタメ・ゲーム・IPで、日次騰落率は5.540992%だった。代表構成銘柄にはソニーG、任天堂、サンリオ、バンダイナムコHD、カプコンが並ぶ。

このうちカプコンは7月28日、2027年3月期第1四半期の連結業績について、完全新規IPと旧作の販売が寄与し、前年同期比で増収増益となったと公表した。テーマ全体の上昇を単独の要因で説明することはできないが、こうした決算材料がテーマ内で注目を集めた一例とみられる。

内需・外需・ディフェンシブまで上昇が分散

上昇はエンタメ関連にとどまらなかった。内需消費・賃上げは3.493202%、円安外需・グローバル製造業は3.028446%と、いずれも3%を超える上昇となった。

さらにヘルスケアが2.723284%、ディフェンシブ・通信・公益インフラが2.419310%、インバウンド・旅行・レジャーが2.404386%と、性質の異なる複数のテーマで2%台の上昇が確認された。資源市況・商社も0.567002%の上昇となったが、上昇率は他の上位テーマに比べると小幅にとどまった。特定の資金移動を断定できる材料はないが、指数データからは上昇が幅広いテーマに分散した一日だったことがうかがえる。

半導体主導ではない上昇の広がり

29日は、総合指数が0.799837%のプラスで終える一方、AI・半導体・データセンターの下落率がマイナス7.720750%と際立ち、テーマ間の差が大きい相場となった。上昇したテーマは7つにのぼり、上昇率首位のエンタメ・ゲーム・IP(5.540992%)に加え、内需消費・賃上げ(3.493202%)、円安外需・グローバル製造業(3.028446%)のほか、ヘルスケアやディフェンシブ・通信・公益インフラにも上昇が及んだ。

なお、30日から31日には日本銀行の金融政策決定会合が予定されている。金利・金融をはじめとする関連テーマの今後の値動きを見るうえで、次の確認材料となる。

参考情報

株探 / 日経平均29日大引け=続落、930円安の6万1434円

株探 / SCREEN---大幅続落、第1四半期大幅減益決算を嫌気

カプコン / 2027年3月期第1四半期決算の連結業績は、前年同期比で増収増益、通期計画に対し順調な滑り出し

日本銀行 / 公表予定

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