今日のテーマ動向
AI・半導体安とディフェンシブ上昇|7月24日のテーマ動向
24日の東京市場は、KT Market Basket Indexの総合指数が前日比0.46%下落した。値がさ半導体株を中心に売りが広がったAI・半導体・データセンターの急落が全体を押し下げた一方、11テーマ中7テーマは上昇し、ヘルスケアやディフェンシブ・通信・公益インフラが相対的に強い動きとなった。総合指数の下落とテーマ別の底堅さが同居した一日といえる。
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総合指数・テーマ別騰落率ランキング
| 順位 | テーマ | 指数値 | 前日比 |
|---|---|---|---|
| 1 | ヘルスケア | 10,438.29 | +1.09% |
| 2 | ディフェンシブ・通信・公益インフラ | 10,642.53 | +1.00% |
| 3 | 防衛・国土強靭化・安全保障 | 11,518.75 | +0.61% |
| 4 | インバウンド・旅行・レジャー | 10,549.14 | +0.24% |
| 5 | 内需消費・賃上げ | 9,596.12 | +0.23% |
| 6 | 金利・金融 | 14,747.20 | +0.22% |
| 7 | エンタメ・ゲーム・IP | 9,746.19 | +0.03% |
| 8 | 建設・インフラ・不動産 | 9,976.67 | -0.76% |
| 9 | 資源市況・商社 | 11,713.03 | -0.92% |
| 10 | 円安外需・グローバル製造業 | 11,009.93 | -1.54% |
| 11 | AI・半導体・データセンター | 18,394.20 | -5.22% |
米ハイテク株安を受け、値がさ半導体株に売り
AI・半導体・データセンターは前日比5.22%安となり、11テーマ中で下落率が最も大きかった。売買代金は4兆円を超え、他テーマを大きく上回る規模だった。
前日23日の米国株式市場では、AI関連の設備投資負担への警戒などからハイテク株が売られる展開となった。この流れを引き継ぐ形で、24日の東京市場でも指数寄与度の大きい値がさ半導体株に売りが広がったとされる。実際、アドバンテストは日経平均を447.72円、東京エレクトロンは330.86円それぞれ押し下げたと伝えられている。ディスコやレーザーテック、SCREEN HDなど同テーマの構成銘柄にも売りが目立ち、KT指数全体の下落幅を押し広げる形となった。ただし、KT Market Basket Index全体の下落を単一の要因だけで説明することはできない。
ヘルスケアと通信・公益インフラが上昇率上位
一方、ヘルスケアは前日比1.09%高となり、テーマ別上昇率で首位に立った。第一三共や中外製薬、武田薬品などが構成銘柄に含まれる。ディフェンシブ・通信・公益インフラも1.00%高で2位となり、NTTやKDDI、東京ガスなどが名を連ねる。
前日の米国市場では、ハイテク株安が進む一方でヘルスケアや公益などディフェンシブセクターが相対的に選好される動きがみられたと報じられている。この点は背景情報として位置付けられるものの、日本の両テーマの上昇を直接説明する根拠としては扱えない。値動きとしては、総合指数が下落する局面でも構成銘柄の多くが上昇し、相対的に強い動きとなったことが確認できる。
防衛は続伸圏、外需・資源・建設は下落
上昇はヘルスケアとディフェンシブだけにとどまらなかった。防衛・国土強靭化・安全保障は0.61%高で上昇率3位となり、三菱重工や川崎重工などを含むテーマが続伸圏で推移した。このほか、インバウンド・旅行・レジャーが0.24%高、内需消費・賃上げが0.23%高、金利・金融が0.22%高と、いずれも小幅な上昇にとどまった。
一方で、建設・インフラ・不動産は0.76%安、資源市況・商社は0.92%安、円安外需・グローバル製造業は1.54%安と下落した。トヨタ自動車やホンダなどを含む円安外需・グローバル製造業の下落幅は、AI・半導体に次いで大きかった。これらの値動きについて、裏付けとなる売買動向の情報は確認されていない。
週明けは国内の価格・景気指標を確認
来週27日には国内の経済指標公表が予定されている。8時50分には日本銀行が企業向けサービス価格指数(6月分)を、14時には内閣府が景気動向指数改訂状況(5月分)をそれぞれ公表する見通しだ。
いずれも公表前の予定であり、結果が特定のテーマの上昇・下落を決めるものではない。
7テーマ上昇でも、AI・半導体安が総合指数を押し下げた
24日のKT Market Basket Indexは、11テーマ中7テーマが上昇し、テーマ別の値動きは全面安ではなかった。それでもAI・半導体・データセンターの下落率が他テーマより際立って大きかったため、総合指数は前日比0.46%の下落となった。
相対的な強さは、ヘルスケアやディフェンシブ・通信・公益インフラ、そして防衛といったテーマにみられた。半導体関連の大幅安と、その他テーマの底堅さが分かれた一日だったことが、24日の指数データから読み取れる。
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**出典**
- 外為どっとコム マネ育チャンネル「S&P500 来週の見通し|アルファベットでも7%安、7,300台守れるか 2026年7月24日」
- 株探「日経平均24日大引け=反落、1811円安の6万4611円」
- 日本銀行「公表予定」
- 内閣府 経済社会総合研究所「景気統計公表予定一覧」
参考情報
外為どっとコム マネ育チャンネル / S&P500 来週の見通し|アルファベットでも7%安、7,300台守れるか 2026年7月24日
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